2025年12月29日月曜日

【遠征】2025夏 海外ヨーロッパツーリング 8日目・9日目 ドイツ・シュトゥットガルト→ドイツ・フランクフルト→香港→大阪

2025/8/13(水) シュトゥットガルト:20℃

2025/8/14(木) 香港:24℃ 大阪:30℃


いよいよ日本へと帰国する日がやってきた。ホテルをチェックアウトしてシュトゥットガルト中央駅に向かう。

宿泊したホテル「Hotel Motel One Stuttgart-Hauptbahnhof」

ICEのハンブルグ行きに乗車、このICE便利なのが直接フランクフルト空港まで行ってくれる。

ICE770 ハンブルグ行き

この列車は当駅始発のようで定刻通り発車した。この前に来るICE692は30分ほど遅れてるみたいだけど・・・

1時間ほど揺られてフランクフルト空港駅に到着。

空港駅を降りたフロアにREWE(スーパー)を発見。ここで最後の土産を調達する。


だいたいの街にあったREWE

土産を調達して、ターミナルへ向かう。キャセイパシフィックはターミナル2。

ターミナル2へはスカイトレインかバスで移動する。バスだと味気ないのでスカイトレインで移動。

スカイトレインから見た風景

ぶち切れ空港 💢

チェックインを済ませていよいよ出国。出国審査は結構な列。警備員に呼ばれる。
日本人は機械のゲートを通ってもよいとのこと。パスポートを読み込ませて通過。でも通過したところに係員がいる。パスポートを見せてハンコを押してもらい出国。
まぁ列はスルーできたのでヨシ。

最近スタンプ押してくれる国も減った

時刻は11時半。出発は13時45分なのでラウンジでゆっくりする。
ターミナル2にはキャセイパシフィック指定の「プラザプレミアムラウンジ」とJALの「サクララウンジ」がある。まずは海外に4箇所しかないサクララウンジへ。
雰囲気は昔の伊丹空港にあったサクララウンジの雰囲気。

MUKUまかないカレー
めっちゃ久しぶりに米食って感動

お酒も飲み物もいい感じ。利用者もそんなに多くなく快適な時間を過ごせた。
次はもう1個のラウンジプラザプレミアムラウンジいくべ。

ウインナー

こっちは普通のラウンジ。ながーいウインナーやパサパサ目の焼きそばなどが置いてあった。
そうこうしているしている間に出発時刻が近づいてきた。

フランクフルト空港はゲートのすぐ手前に保安検査場があるタイプのやつなので少し面倒。
同じ保安検査場に2便が集中してたようで結構混んでた。

保安検査場を抜けると香港行きはほぼみんな搭乗したみたいで列はゼロ。急いで飛行機の中へ。

残念ながら行きのようにイミグレはなく定刻通り香港へ出発。ヨーロッパありがとう。また来るねー。

B777-300ER B-KQF FRA→HKG
召還空中服務員

機内食1回目

機内食2回目 コンジー(中華粥)

飛行機は11時間ほどの飛行を経て経由地の香港へ。
しかし、直撃ではないが台風11号が香港に接近。結構荒れている。

飛行機は着陸態勢に入るものの、かなり揺れている。エンジン音が大きくなり上昇。
人生2回目のゴーアラウンドをした。
その後香港上空を旋回し無事に香港に8時半に着陸。

が、ここからが長かった。
どうやら、地上作業も止まっているようで駐機場の空きがないみたい。
結局着陸して駐機場に到着するまで2時間かかりました・・・
長距離フライトの後のひどい仕打ちでした。

フライトレーダーの図

到着ロビーにでたのが11時半。ここで乗り継ぎなのだが、関空行きCX598の出発時刻は13:20なのだが未定。他の便も軒並み遅延している模様。

まぁいつ飛ぶか分からんし、e道を使って空港の外へ。S1バス乗って東涌へ。

ブラックレイン(黒雨)警報のせいで 店はほとんど閉まっていた

やることもないので地下にあるスーパーで出前一丁を購入して空港に戻る。
そのころ帰りの飛行機ステータスが更新され16:30に時間が決まった。
3時間遅れかぁ・・・まぁ帰れないよりはマシだよなと思いつつ、ラウンジを満喫することにする。

まず行ったのはカンタス航空のラウンジ。
出国審査受けた後すぐ右の方にいくとある隠れ家的ラウンジ。人も少ないので結構よい。

景色も良い

カンタスラウンジ謹製 小籠包

1時間くらいラウンジを堪能した後シャワーを浴びるためにキャセイのラウンジへ。結構混んでる。

担々麺とワンタン麺

シャワーを浴びてヌードルバーで担々麺とワンタン麺を食う。この担々麺めっちゃ好みの味なんだよなー。
搭乗ゲートへ。30分前だけど、もうファイナルコール状態。香港から関空へ戻る。

A330-300 B-LAQ HKG→KIX

機内食 味はまぁまぁ

お疲れ様でしたー。

関空には3時間半遅れで到着!荷物回収して車を停めてあるりんくうタウンへ電車へ。しかし日本クソ暑すぎるなんだこれ。車に乗り込み自宅へ。

こうして9日間のヨーロッパツーリングは終了した。
やはりバイクの本場ヨーロッパはすごかった。カネを時間はかかるが、日本に飽きたら是非行って欲しい。

次はどこにいこうかね・・・

【遠征】2025夏 海外ヨーロッパツーリング 7日目 ドイツ・ミュンヘン→ドイツ・シュトゥットガルト

2025/8/12(火) ミュンヘン 朝:16℃ シュトゥットガルト 夜:25℃


宿泊したホテル「ibis Munich City」

今日はICE(ドイツの高速鉄道)を利用してシュトゥットガルトへ向かう。

シュトゥットガルトでメルセデスベンツ博物館を見学して翌日フランクフルト空港から帰国する。

ICE610 ミュンスター行き

ミュンヘンを珍しく時間通り発車したICEはアウスブルグ、ウルム、シュトゥットガルトと停まっていく。日本のように開幕200km/h出すのでは無く在来線と新線を行き来しているので新幹線よりは時間かかるし乗り心地も良くない。

しかし、ICEには今となっては日本では絶滅危惧種の食堂車がついているらしい。朝メシも食ってないので行ってみることに。

食堂車はガラガラ。メニューを見てみるとサンドイッチやパスタ、カレー、ドリンクなど結構種類は豊富。

ちなみにICEの食堂車のメニューは以下で見られるので興味ある方はぜひ

https://iceportal.de/speisekarte

ビーフボロネーゼとビットブルガー

ビーフボロネーゼとビットブルガーを注文。パスタはおそらくレンチン。ビールはキンキンに冷えてた。味はフツー。食事を終えて席に戻る

車窓 平らな地形

2時間15分ほど揺られてシュトゥットガルト中央駅に到着。

シュトゥットガルト中央駅はヨーロッパで典型的な櫛形ホームだが、「シュトゥットガルト21」という計画があり将来的には地下化されるようで至る所が工事中。

コインロッカーに荷物をぶち込みメルセデスベンツ博物館へ向かう。


メルセデスベンツ博物館への最寄り駅はU19系統の「NeckarPark (Stadion)」なのだが、どうやら工事中らしく運休中。その次に近そうなのがS1系統の「Neckarpark」。しかし、信号トラブル?のようで今日は「Neckarpark」には停まらないらしい。ドイツ鉄道の洗礼を受けてしまった。仕方ないのでS1系統の「Bad Cannstatt」まで行って2km歩くことに。

ネッカーパークという公園がありこの中にメルセデスベンツ博物館やいろんなイベント施設がある。

メルセデスベンツ博物館の目の前にポルシェアリーナ

あと、サッカーはよく分からないがドイツのサッカーリーグブンデスリーガのVfBシュトゥットガルトの本拠地もある。ゆっくり歩いて30分くらいでメルセデスベンツ博物館に到着。チケット買うのに結構並んでる。人気はあるようだ。


メルセデスベンツ博物館

中に入るとスマホ型のオーディオガイドを借りられる。日本語も対応しているので◎

ちなみにネックストラップはお土産で持って帰ることが出来ます。

オーディオガイド

35PS ベンツ ランドーレット

多目的作業車 ウニモグ

昭和天皇が乗っていたとされるタイプ770

見せ方としては、俺たちが自動車という文化を創世記から創ってきたこと感じられる迫力ある展示の数々。

ベンツは高級車というイメージが日本では強いが、トラックやバス、多目的作業車と言った商用車も作っておりそのあたりも見応えがあった。

時刻は17時。3時間もじっくりと見学してしまいこのあとシュトゥットガルト市内にあるポルシェ博物館にも行く予定だったが営業時間が18時までなので行けず。また次来た時に行こう。

シュトゥットガルト中央駅に戻ることに。よく見ると目の前にバス停があるのでバスで帰ることに。「Schlachthof」で降りてU9系統に乗り換えてシュトゥットガルト中央駅に到着。駅前でメシを調達してホテルにチェックイン


最近ヨーロッパでサントリーの-196℃が売ってるみたい

【遠征】2025夏 海外ヨーロッパツーリング 6日目 スイス・クール→ドイツ・ミュンヘン

2025/8/11(月) クール 朝:16℃ ミュンヘン 夜:25℃

バイクレンタルもこの日まで天気も借りた4日間は快晴で言うことなしのツーリングだった。

今日はレンタルバイク屋があるミュンヘンが最終目的地となる。


ヨーロッパのホテルの標準的な朝食
ハムとパンとコーヒー

まずは国道3号線を北上してラントクワルトへ。そこからマイエンフェルトに向かう。

マイエンフェルトは日本でも有名な「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったところである。

マイエンフェルト ハイジ村の近く

ロクにアニメもみてないワイ、まぁなんかキレイだなーと写真数枚を撮影し次の目的地を目指す。

スイス-リヒテンシュタイン国境

マイエンフェルトから少し北上し人口39000人の今回の旅7カ国目 リヒテンシュタイン公国に入る。日本で言うと小豆島くらいの面積の国らしい。

首都ファドーツを通り40分くらいでリヒテンシュタイン終了。リヒテンシュタインからオーストリアへ入国する。

ちなみにこの旅、高速には乗ってないがヨーロッパでは国にもよるがビネットという有料のステッカーをバイクに貼る必要がある。10日間、2ヶ月間、1年間と有効期限がありその間乗り放題になる。

高速なんて日本でも極力乗りたくないので基本的に高速道路が無料のドイツ以外は下道を走っている。

フェットキルヒ、ドルンビルンを経由して国道200号へ。
この国道200号で実はやらかしてしまった。スピード違反をしてしまったのである。

日本に無事に帰ってきた12月上旬。ドイツ語のお手紙が家に届いた。中を開けてみると・・・€90 このあとしっかり罰金はお支払いしました。しっかり日本まで追いかけてくるヨーロッパのスピード違反恐るべし・・・

€90は高くね???

ミューゼルバッハで国道205号へ乗り継ぎドイツに戻る。

オーストリア-ドイツ国境

ドイツに入ってからはインメンシュタット→ヴァイルハイム→シュタルンベルク→ミュンヘンとひたすら移動

アウトバーンのパーキングエリア
車の流れがアホほど速い

ミュンヘンでレンタルバイクを無事故1違反で返却。ミュンヘンのレンタルバイク屋さん、F900Rちゃんお世話になりました~

ミュンヘンのBMWはデカい

今日はミュンヘン駅の近くに宿を抑えているのでUバーンでミュンヘン駅に向かう。

連節バス

低床トラム

テキトーにスーパーで買い出しして投宿。

ゲッサー ラドラー(オーストリア)
ギーシンガー ビール(ドイツ・ミュンヘン)
パウラーナー ビール(ドイツ・ミュンヘン)

【遠征】2025夏 海外ヨーロッパツーリング 5日目 スイス・クール→フルカ峠→スイス・クール

    2025/8/10(日) クール 朝:16℃ アンダーマット 昼:25℃ クール 夜:30℃


昨日のクールサマーフェスティバル爆音で寝付けなかったが朝7時過ぎに起床。今日はこの宿に二連泊の予定だ。ヨーロッパのいつもの朝飯を食べて外へ。めっちゃいい天気。今回の旅は天気には恵まれている。

泊まったホテル「Hotel Franziskaner」旧市街地の中にある
CLANDAは地元クールのビールメーカーらしい

日曜日の朝 サイコー

今日はクールから西進してオーバーアルプ峠→フルカ峠→ヌフェネン峠→ゴッダルド峠→オーバーアルプ峠→クールという峠三昧のプランである。

まずは国道13号でタミンズから国道19号へ。
並行して鉄道が走っており、氷河特急というスイスを代表する山岳鉄道も通過する路線らしい。

クールから1時間半くらい走って1個目の峠オーバーアルプ峠に到着。
標高2000m越えなのに立派な鉄道があるのがすごい。さすが鉄道大国スイス。

オーバーアルプ峠(標高2,046m)

オーバーアルプ峠からつづら折れを抜けるとスイスからイタリア方面に抜ける大動脈のゴッダルドトンネルの上にあるアンデルマットという街に到着する。

とりあえずアンデルマット駅へ向かう。小さいスーパーがあったのでテキトーに昼飯を調達。あと日本走っててもそこら中にトイレがあるがヨーロッパではトイレがあまりない。幸いアンデルマット駅には綺麗なトイレがあったので使わせてもらった。なお、日本はゴミ箱はないがヨーロッパはそこら中にゴミ箱がある。

電気機関車が牽引している

アンデルマットからはフルカ峠に向かう。このフルカ峠は水曜どうでしょうのヨーロッパ21カ国完全制覇でどうでしょう班が通った道である。ガードレールはないって30年前は言ってたけど今はどうなんだろということで向かう。

ガードレールなかった

はい。ガードレールはありませんでした!

ちょこちょこ止まって写真を撮りつつフルカ峠を目指す。
目の前を走るのはNLのナンバーをつけたトライアンフのデイトナ、結構ゆっくり走ってる。
へーオランダからもくるんだなーとか思いつつ
前のデイトナが発進しようとした瞬間…アッ…!! コテン。 前のデイトナが立ち転けしてしまう。

えええーーー!!!!!

転けたライダーは女性の方で泣きじゃくってパニック状態。
自分も異国の地で前車が立ちコケするというのでパニック。

でも、前のバイクが転けてしまえば救助する。こんなのは国籍や言葉は関係ない。ライダーのマナーだ。教習所で習った引き起こしを思い出し起こす。
大きなケガはなさそうでとりあえずはよかった。その後、後ろを走ってたライダーと、え?おまえ日本人なんw みたいなみたいな会話をしつつフルカ峠の頂上を到着した。

いやー。ビビった。こっちがビビったw

フルカ峠(標高2,436m)

このつづら折れ THE最高

フルカ峠を満喫したあとはつづら折れをぬけて峠を下る。ウルリヘンから次はヌフェネン峠へ。フルカ峠や前日通過したステルヴィオ峠はヨーロッパでもメジャーな峠のため交通量は多かったがヌフェネン峠は若干マイナーなようで交通量は少なめ。

牛さん

 
ヌフェネン峠(標高2,478m)

あっという間にヌフェネン峠に到着。売店やレストランはあるがこぢんまりとした感じ。
東進しアイロロという街に到着。ゴッダルドトンネルの南側の坑口となる。
ゴッダルドトンネルは1980年に開通し距離が16.9kmで世界でも4番目の道路トンネルらしい。ただ、片側1車線しかなく混雑が非常に激しく常に渋滞しているそうだ。

ここからはゴッダルド峠に向かう。だが、アイロロで道を間違えてしまい間違えて高速に乗ってしまった。まぁ海外では看板もよく分からないので仕方ない。

ゴッダルド峠(標高2,106m)

ゴッダルド峠を抜けて少しすると大渋滞・・・
そう8月は日本と同じようにヨーロッパもバカンスの時期なので大変混雑していたのである。

車列が続いている

渋滞を抜けアンデルマットをへ戻り行きも通ったオーバーアルプ峠を経由し宿があるクールに戻った。

スイスの国民的飲料「リヴェラ」

今日はクールサマーフェスティバルはやってないようで静かに就寝・・・

若干計測が遅れたが クール→フルカ峠→クールの330km程度